しょぎょうむじょうblog

日々、思うことについて

わたしとマイクロカプセル香害 ~対策と対処編~

今回は、香害を感じるようになってから、どういう対策をしたかを書いていきます。

 

まず、自分の使っている香料入り日用品のニオイがどんどんキツく感じてきたので、それらを処分したり、無香料製品に切り替えていきました。

 

ニオイを受け付けなくなった香料入り製品リスト

・トイレットペーパー

・ボディソープ

・ボディローション

洗顔フォーム

・入浴剤

・ホットアイマス

・おしゃれ着洗剤

・ハンドソープ

・食器用洗剤

 

(普段使いの洗濯洗剤、シャンプー等は、元々無香料のものを使っていました。)

 

ここまでは、自分の物の範囲なので、良かったのですが、しばらくすると、同居している家族が使っているシャンプーのニオイが気になるようになってしまいました。

入浴や食事、同じ部屋に居る際に、どうしても気になって、気分が悪くなってしまうのです…

 

このまま我慢し続けていると、症状が悪化するか、ストレスでどうにかなりそうだったので、その旨を手紙で伝える事にしました。

理解してもらえなければ、家を出るか我慢し続けなければいけないのかなと暗い想像が過りつつ、泣きながら手紙を描きました。

 

まず、日頃の感謝と、攻撃や人格否定をするつもりは無いことを念を押して、費用はこちらが出すので、出来れば無香料のものに変えてもらいたいと伝えました。

合わせて、香害とマイクロカプセル、化学物質過敏症というものがあるので、ネットで検索してみて欲しいとも書きました。

 

手紙を渡した後、すぐに無香料のものに変えてもらえました!

どの製品なら大丈夫そうかまで聞いてもらえたので、本当にありがたかったです。

 

ただ、その後に、徐々にシャンプー以外の物のニオイもダメになってしまい、小出しに伝えていたら、家族がストックを買った直後だったりして、少しもめたりもしました…

 

日毎に、嗅覚が過敏になっている感じがしています。

今は、ほとんどの人工香料のニオイを受け付けなくなりました。

 

自分が化学物質過敏症かどうかは、診察も診断もしてもらっていないので、現時点では分かりません。

 

ですが、出来るだけ家の中から不要な化学物質を排除しようと、更に次のものを処分しました。

・線香

・除菌スプレー

・殺虫スプレー

・トイレの消臭スプレー(無香料でも、息苦しくなったので)

・カビ取りスプレー

・貰い物の使わない洗剤等

 

特に、カビ取りスプレーは月イチくらいの頻度で風呂掃除に使っていたため、身体に影響があったかもしれません。

 

除菌スプレーは貰い物で、家族が時々猫の粗相のニオイ消しに使っていたので処分してもらいました。

猫にとっても良くないものなので、猫に申し訳ないです。

 

思い返せば、10年ほど前に自分も日常的に使っていたので、今思うとゾッとします。

息苦しい感じがするし、製品のニオイが残るので、使うのをやめたのでした。

 

こうして、よくよく見渡してみると、化学物質に囲まれて生活している事が改めて分かりました。

同じくらい、香料入りの製品も多いですし、香りがついている必要がないと感じる物も多くありました。

それなのに、当たり前のように使っていたんですよね…

 

良い香りの物は、気分を変えられたりもするので、個人的に楽しむ分にはかまわないと思います。

 

しかし、マイクロカプセル技術が使われている洗剤や柔軟剤の場合は、ユーザーの好きな香りを、それを望まない人にまで吸い込ませて、くっつけてしまうので問題があると、わたしは思います。

しかも、香水と違って成分が広範囲に拡散し、長く留まり続けてしまう。

香水は、マナーとして職場や学校では控えられますが、洗剤や柔軟剤は日用品なので、規制はされにくいそうです。

 

柔軟剤を香水がわりに使っている人が多いという意見を取り入れて、あえてメーカーがそのように作っているという情報も目にしました。

マイクロカプセル技術が使われていなくても、強すぎる香りの柔軟剤は香害の元になり得ますが…

 

柔軟剤ではなく、もはや「着香剤」では?

 

…と思った所で、香りつけビーズの存在を思い出して頭を抱えました。

 

行き着くところまで行けば、無香料ブームが来ないかな…

 

もう、大香害時代にうんざりです。