シャボン玉石けんさんのポストで知ったのですが、今日は「無香料の日」なんですね!
本日6月5日「無香料の日」に朝日新聞(全国版)の朝刊にて”香害”に関する意見広告を掲載いたしました。人工的で過剰な香りによって体調不良を引き起こす香害。生活者だけでなく、我々のような洗浄剤メーカーも自分ごととして捉えるべき健康問題です。#香害 を知ってください。https://t.co/RXkwTccdTl pic.twitter.com/lWAai17P9w
— シャボン玉石けん【公式】 (@shabondama_soap) 2024年6月5日
香害を知ったばかりの頃に、シャボン玉石けんさんのHPを拝見し、人工香料で苦しんでいる方が居ることを知りました。
学校に充満している柔軟剤のニオイで学校に通えなくなった小学生からの直筆の手紙も掲載されています。
これを見たときに、わたしは衝撃を受けました。
そして、学校に通えなくなるほど苦しんでいる生徒が居たら、みんなで無香料にしましょうとは、できないのか?とも思いました。
柔軟剤を使う権利もあるかもしれませんが、他者の教育を受ける権利を阻害しているので、全員で考えて見直さなければならないと思います。
現在では、柔軟剤のニオイで通えない生徒はリモート学習にすればいいということにもなりかねませんが、それでは問題解決にはならない。
洗濯洗剤や柔軟剤を無香料にすることは、そんなに難しいことなのでしょうか?
せめて、「公共の場では無香料にしましょう。」でも、良いと思うのですが…
元々、柔軟剤ユーザーではないので、こういう考え方が出来るのかは分かりませんが…
もし、「どうしても香りがついていないとイヤだ!」という場合は、自分が好きな香りでも、他者にとっては苦しいものであるかもしれないということを、知っていただきたいと思います。
よくよく見てみると、香料入りの日用品があまりにも多いです。
そして、流行りなのか、その香料のニオイがどんどん強くなっている。
洗剤、柔軟剤、シャンプー、整髪料、ボディソープ、制汗剤、ハンドソープ、ハンドクリーム、除菌スプレー、ペット用品、消臭剤という名の芳香剤等…
あげだすとキリがないですね。
身の回りの日用品を点検してみて、「これは無香料でも良いのでは?」と感じたものから、無香料の製品を探されるのも良いかもしれません。
わたしも、香害からの嗅覚過敏になってから、日用品をほぼ無香料に切り替えましたが、食べ物やお茶の味や香りが以前よりハッキリ分かるようになりました!
花の香りも、以前より良く分かります。
人工的な香料が充満している環境に慣れていると、嗅覚疲労を起こし、いざというときに、異臭や火事の煙のにおい等に気づくのが遅くなり、命の危険にもつながりかねないと思われます。
「なにを大袈裟な…」と思われるかも知れませんが、それほどどこへ行っても人工香料のニオイが漂っています。
今話題のカメムシやスズメバチや蚊も、香水や人工香料のニオイに寄ってくるという記事も読みました。
害虫対策が、香害対策に繋がると一石二鳥ですね。
香害はみんなの問題だと、知っていただけたら嬉しいです。